7時には出かける。大津の旧東山橋梁。もう何回も行っている。
それなのに今日もまた、モグラ。綺麗とはいえ水の中。クロックスを履いて暗渠を調べる。
このねじりまんぼは明治13年にできた。そのままと思い込んでいた。
実は明治31年に複線化されたとき、接続延長されたかもしれない。
この先の旧逢坂山トンネルというのがあり、二本のトンネルがある。
それが、このあいだ守山の図書館で調べたら出てきた。
1本は明治13年。2本目は複線になったときのもので明治31年建設
そうなるとこのねじりまんぼもそうなる。
滋賀県守山から野洲、篠原駅と自転車にのりレンガアーチを見に回っていた。
接続してあるというのがよくわかった。
旧東山橋梁のジョイントマーカー

円弧状の変色部をジョイントマーカーと呼ぶことにした。
各地の煉瓦アーチでこれが見られた。
接続線にあたる。
漏水で黒い汚れに白いセメント分の漏出(白華と呼ばれる)
そのジョイントマーカー部をよく観察する。
煉瓦のかみ合わせの良否、凸凹。基盤の石や目地の状況。石の表面が荒かったり平坦であったり・・・
先行まんぼと後続まんぼの違いを探る
暗渠の場合、文字通り暗い
わかりにくい
それにどうしてもきれいなところに目をやる
こんな不細工なところは避ける
まさか、ジョイントしてるなんて思いもしない
etc
このねじりまんぼの接続面は南側坑門から約7m


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