2010年07月19日

蹴上のねじりまんぽは回り過ぎ

20100718_225342501.JPG

ねじりまんぼの力学論文の和訳が済んでベランダでマイアサウラ君と記念写真

祇園祭を見てから蹴上のねじりまんぽを再確認しに行った。

起きょう角をもう一度確認したかったのだ。

前回(4月5日) 写真から17度30分だとした。
蹴上のねじりまんぽはインクラインとねじりまんぽの交差角が文献では70度となっていた。これから逆算すると13度程度でよい。

この2つの値を入れた分度器をCADで作成して、ぺたっとと壁に当ててこよう!

z1.JPG

やはり、17度程度だ。まちがいない。

人目もあるのでそそくさと立ち去り、立ち戻りを繰り返す。

まちがいない。ねじり過ぎ。

帰宅して、写真をBMP形式に変えjw-winにとりこみ角度を測ってみた。
16°18'とか17°46'とかの数値となった。

kaa2.bmp

やはり巻き過ぎなのだ。

だいたい、文献で交差角が70度というが見た目はもっと直角に近い。

グーグルマップで74°08’、国土地理院の地図で76度33'
75度程度と見てよい。

keageg.bmp

ねじりまんぼは75°以上で採用するのが一般的であり、蹴上でねじりまんぼにするかどうかの境界線上にあるくらいの交差角だ。

75度の交差角(θ)なら10度弱の起きょう角βでよい。

tanβ=2/(3.14tanθ)だから

ATAN(2/(3.14tan75)=9.7°

それを17度にしているからねじりすぎ。

「雄観奇想」の篇を付けたねじりまんぽ。田邊博士の茶目っ気を感じる。

このさい、舟の台車をワイヤで引き上げるだけでなく、トンネルも「ねじりまんぽ」にしてやるぞ。それも、くるくる回れ、回れのねじりまんぽに。

琵琶湖疏水が出来上がるころ、鉄筋コンクリートという新たな素材が研究されていた。
博士も知らないはずはなかっただろう。

煉瓦構造物は50年の歴史で鉄筋コンクリートにとって代わられ終焉する。

無粋な箱方のトンネルよりも回れ回れのねじりまんぼにしたかったのだろう。



posted by たけちゃん at 15:12| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
雄観奇想、陽気発処

その名に恥じない

発想?遊び心?
Posted by アルファー at 2010年07月20日 08:02
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