2010年04月13日

井上ひさし「四千万歩の男」

 通勤電車では「警視庁草紙」(山田風太郎)を読み、帰宅してから、飯ができるまで電子辞書の前で”Kite Runner”を読む。何ページか読んだ頃、「ご飯ですよ」の声がかかり、夕飯を済ませてブロキオサウルスのウロコ付けをし、風呂に入り、ブログを更新する。もう12時。

 お蔭様で結構やること沢山もっている。

昨日、「井上ひさし」が亡くなった。肺がんだったとか。

好きな作家だった。

 海岸に沿って一歩一歩歩いて日本を一周する。それで、アルバムでも作る。

そんなことできますか?

伊能忠敬を描いた「四千万歩の男」(全5巻)は長編だ。


四千万歩の男(一) (講談社文庫)

四千万歩の男(一) (講談社文庫)

  • 作者: 井上 ひさし
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1992/11/04
  • メディア: 文庫





家業を一応成功裏に収め、早々に代替わりして、緯度の一度はどれだけの距離があるか。それがわかれば地球の大きさがわかる。天文観測をしながらその1度分の長さを調べる。そして地形を描き地図を作る。

壮大な構想だ。50歳で天文学の勉強をはじめ第二の人生、文字通り一歩一歩歩み日本をぐるりと回る。
 蝦夷地の測量に出発したのが56歳。

測量するのに色々道具はあるが、彼が多用したのは「歩測」である。
1歩が70cmとか75cmとか、正確に歩き、歩数を数える。

大学の「測量学」実習で大真面目にこの「歩測」の実習をしたのを覚えている。

その歩測をすること「四千万歩」である。

「たいていの人が退職後も20年、30年と生きなければならなくなり、人生の山が一つから二つに増え、それぞれが「一身にして二生を経る」という生き方を余儀なくされつつあるのではないか。これが人生二山説である。この人生の二つの山をもっともみごとに生きた人物の一人がわが伊能忠敬ではなかったろうかと考えて、筆者はこの小説を書き始めた・・・(著者の言葉より)」

俺の場合は一つ目の山もまだ途中だし、二つ目の山は何をするのだろうか。目的意識を持たされた本であった。

 明日は5時起床で金曜まで出張。この間ブログお休み。

posted by たけちゃん at 00:37| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | 更新情報をチェックする
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Excerpt: 井上ひさしさん、安らかに てんねん・きなり 井上ひさしさん、安らかに. 突然の訃報でした。 「天保十二年のシェイクスピア」 「ムサシ」 私は舞台作品はこの二つしか見ていませんがとても印象深い作品です。..
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