2018年11月30日

Backing

国立国会図書館デジタルコレクション「新撰土木工学全書.第2巻」(大正5年)(コマ237/265)

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「裏壁(Backing)は拱背線の外にありて拱座石の上にある畳石工なり。拱背線(Extrados)は拱腹線と同種の直立面中に在る線にして、拱の外面を形成する線なり」とある。

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着色した部分がBacking。

英語の辞書によると
backing  裏張り、裏打ち、裏当て
補強、保護という意味合いなのだろう。

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以前、引用した図であるが着色部を「憑台」と呼ぶのを知った。
今、この 憑台は
憑台=abutment+backing=橋台+裏壁
ということがわかった。
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2018年11月29日

紅葉狩り 神峯山寺

 師走目前なのに紅葉の盛り
9時半よりチャリで高槻の神峯山寺へ行く。

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取ってきた紅葉でPC回りを飾る

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2018年11月27日

まんぼの説明板

 長岡京の紅葉狩りの帰り、山崎、高槻の「まんぼ」を見に回った。東海道線のレンガアーチである。

 山崎の「円明寺橋梁」(円明寺架道橋)に来るのも久しぶりだ。
2014年4月にブログに記録があった。
今では、大山崎ふるさとガイドの会により「ねじりマンポの造り」という説明板が設置されていた。
何より、驚いたのは出典に「北畑都市設計」の名前があったことだ。
まんぼの同僚の会社だ。

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島本駅から大阪寄りに300mほど行ったところに石積みの面壁を持つまんぼがある。
上三道路橋と言うが、このアーチのウイングには白いマジックで落書きがあった。
どうなっただろうか?
消えずに残っていた。
「明治9年(1876)東海道線開通した」
何ともいえぬ説明文だと思っている。
(だから大事にしよう)という気分を沸かせる。

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高槻に入るといくつものレンガアーチが続く。

ねじりまんぼで有名な奥田端橋梁には「レンガ造りのアーチ橋」という杭型の説明板が設置してある。
高槻市教育委員会が.平成27年3月に設置した。

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ここは車がこすった跡が天井に残り痛々しい。なんとなくとみに劣化が激しくなっているような気がする。

とうかい147の札が付いているレンガアーチは厚さ20cmのコンクリートが裏当てしているので低い天井が一層低い。(レンガアーチ下部の水色部分)
ここには「高槻城の石垣石を転用したレンガアーチ橋」というクイ型説明板がある。
レアな記事である。
石を割るとき用いたクサビをかませた跡、「矢穴」がそこここにある。
城を建造するとき岩を割り出した。その矢穴だ。
これをついつい探す。

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茨木駅〜総持寺駅にある門の前橋梁もねじりまんぼだ。
これは「田中の丸また」と昔は言ったという。
この間、気が付いた。
誰かが表示してくれた。
「丸また」

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地元出身の女房に言わせると、丸またはこの門の前橋梁だけを指すのでなくこの近辺にあるレンガアーチの別称として「丸また」が使われていたようだ。
総持寺駅から100mほどの川田橋梁も「丸また」と呼んだらしい。

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2018年11月25日

はにわ工場公園

 血圧を毎朝、毎晩測るようになって1か月ほど経つ。
医師からの指導でそうなったが、降圧剤も少し強いものに変わった。
(メチャクチャ高いわけではない。基準値より数%高い。病院で測った時、たまたま特に高かったようだ)
 朝の血圧がやや高いと「はずれ!」という気分。くじを引くような感じだ。

 朝のウォーキングは続いている。4月からだから半年以上になる。
河川敷の遊歩道を主に歩く。
いつもは川にいるはずの鴨が堤防で草をついばむ。1羽だけでなく何羽も。

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昼前に自転車でポダリング。
朝のウォーキングだけで一万歩を歩くのがえらいので、自転車でうろついては降りて歩いては歩数を稼ぐ。

銀杏の黄葉もぼちぼち終わるだろう。思わず撮影
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高槻の「はにわ工場公園」に行く。
茨木の太田茶臼山古墳を建造するころこの地で「埴輪」を作った。その窯場跡が発掘され、公園として再現されている。
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 再現された窯。登り窯だ
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埴輪。結構大きい
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作業場 工房と言うらしいが
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本日も1万歩達成!
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2018年11月22日

光明寺 紅葉

 紅葉も見ごろと思い、長岡京の光明寺に行った。
行ったことがない。自転車で行く。
9時半に家を出て西国街道を走る。
スピードを出さないゆるゆる走行。
目的地に着いたのは丁度昼前。

入山料500円。門前の駐車場には観光バスも止まっている。

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紅葉になっていないものも多い。

なんとか「いいとこ撮り」
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境内の出店でうどんで腹ごしらえ。
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帰りに長岡天神に立ち寄る。
紅葉気分を補充した。



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2018年11月18日

鵬雲洞(和歌山)

先週、土木学会選定の土木遺産「鵬雲洞」というトンネルを見に行った。
和歌山駅までJRで行き、駅前の観光協会で自転車を借り30分ほど国道42号線沿いに南下する。

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歩道をゆるゆ走る。国道沿いとはいえ、自営のお店はシャッターが多く閉まっている。
毛見という交差点で左に少し行ったところで遊歩道で右折。
滑り台の向こうにぽっかり口を拡げている。

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扁額には「鵬雲洞」とある。

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中はカーブしている。
内壁はモルタルが吹付けられている。

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反対側の坑門
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扁額
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時々、人が通る
レーザー測距器で採寸する。

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何か、欠落もひびも無く、優等生過ぎて、感動のないトンネル遺産だ。

帰りは緑道を走る

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ソテツなどさすが南国と思う。思えば、緑道とうまくマッチしているところだけが良かった。

このトンネルと平行して「毛見トンネル」という緑色の石で積んだトンネルがあったことを帰宅後知った。
残念。


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2018年11月12日

碓氷第4橋 アーチ周辺のレンガ工の形状

この第4橋はどのように作ったのだろうか。以下は想像だ。

アーチの周囲をレンガで積んでいく。
アーチの部分を茶色に彩色した。

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アーチ頂部から左右にふりわけるようにレンガは積まれる。将棋の駒のような形だ。
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碓氷第4橋は右上がりのアーチ橋だ。(勾配は1:20)
右側の部分をかさ上げして面壁を作る。

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右側のみ砕石を入れる
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最終的に面壁を組み、バラスを入れ、レールを設置する
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ちなみに、東海道本線、茨木駅と総持寺駅の間にある「尻戸三避溢橋」(とうかい156)は図面が残っている。
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アーチ部分とその周辺部がピンクで彩色されている。
ここでも、アーチ頂部から接線を描くように勾配を付けてレンガを積んでいる。
その上に粘土製の不透水層まである。(不透水層 PUDOLEはPUDDLE=粘土の誤りと思われる)2015年2月11日記事参照

古書を調べた。
国立国会図書館デジタルコレクションの「近代土木工学要覧 中巻」
コマ番号287

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緑色で着色した。
この部分を同書では「憑台」と呼んでいた。現代語で言う橋台のことだ。
この形状、大きさについて記載されている。
計算で得られる橋台幅をもとにアーチの弧に接する直線を描く。この直線部を
拱上に充すべき畳石の頂面」としている。

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2018年11月08日

碓氷第4橋(作図3)足場工

 レンガを組むにはアーチの部分はセントル上の板上でできるだろうが、正面、背面、側面のレンガを積もうとすれば、足場がないとできないだろう。
 ちなみに、碓氷第4橋のスパンは7m余りである。(7315mm)
 他のアーチ橋を建設中の写真などでも足場が組まれている。
スケッチアップで想像図を作図した。

■セントルとその上の板

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■足場工(箱足場)
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■足場板
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■本体のレンガ部分(JW-WIN)
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アーチの上で屋根型にレンガ(BLICK)が積むように設計されている。

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わかりよいためアーチ部はピンクで彩色
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2018年11月06日

碓氷第4橋(作図2)セントル

セントルのCAD図ができたが、原図とぴたりと寸法が合致するほど「画像挿入」はうまくいかない。
WEBに載る原図が収縮したり少し傾いたりしている。中には寸法が入っていないところもある。

しかし、ほぼできたところでSketchUpで作図した。

レンガのアーチを作るためアーチ状の足場が必要だ。

■セントルの設置間隔
そのアーチの骨格となる「セントルは0.9~1.2mごとに設置し、その上に上木を貼って互いに結合させる」(「土木施工法」P301(武居高四郎))

このアーチ橋の幅は約4.6mである。1.15m×4=4.6m そこで1.2m間隔とした。

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■セントルの建て方
「セントルを設置するには木くい、桁、はりなどで堅固に組み立てた台の上にくさび、砂箱、ジャッキなどを中間に据え付け」(同書)とある。
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くさび
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「くさびには樫などの原木を用い、長さ30~60cm、幅15cmで1/5~1/10の斜面を有する2片からなる」
というから、想像していたものよりかなり大きいものであった。
posted by たけちゃん at 08:41| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2018年11月04日

碓氷第4橋 作図(その1)

 昨日の早朝ウォーキング1時間と自転車で、今日は太ももが張っている。
太ももの筋肉が張ることなどめったにないことだが、近辺の丘陵地をチャリで走ったというか、息も途切れ、手押しになったのだが、いい汗をかいた。

 スケッチアップで碓氷第4橋を作図し始める。

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そう言えば、セントルの図面があったはず。
CADに貼り付け、CADで上から製図する。
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画像を消し、CADで書いた線と文字だけが残る。
原図には
 Scale 1/3inch to a foot
とある。
1インチ=25.4mm ゆえに1/3インチ=25.4/3=8.47mm
a foot=1フィート=304.8mm
8.47:304.8=1:36
縮尺36分の1ではあるが、A4サイズで印刷するにはもう少し小さい方が良いので40分の1の縮尺に設定した。

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原図ではフィートとインチで表示してあるが、エクセルでmmに換算した。
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11フィート4か23/32インチは3473mm
11フィート=11×304.8mm=3352.8mm
4か23/32は4×32+23=151
151÷32=4.72
4.72×25.4mm=119.9mm
ゆえに3352.8+119.9=3472.7=3473mm

エクセルなしでは換算できない。

よくもこんな単位を使いこなしたものと思う。



posted by たけちゃん at 08:06| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする