2015年10月22日

山陰本線 土師宮拱橋に坑門がない理由

 山陰本線の福知山土師(はじ)周辺の橋梁を見てまわる。
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地図の左から
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同上 拡大
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レンガ橋台の跡だ。

左から2番目
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こちらは橋の中間に立つ橋脚だ。

左から3番目が「土師宮拱橋」。坑門なしレンガアーチ橋だ。
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その次が
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レンガ橋台の角が削られている。

どれも現行の線路より手前にに昔は線路があったことを示している。
地図中の土師川(由良川)の氾濫で橋が流され鉄道線路が移設されたのだろう。

線路が奥に移動し、築堤も作り替えられた。
築堤の勾配に合わせて橋台の角が削られている。

そして土師宮拱橋も築堤が奥側に移動したことにより坑門が出張った格好になる。
そこで、坑門を壊し、築堤のスロープに合わせるようにレンガアーチの一部を削り落とした。
そう解釈すれば、土師宮拱橋に坑門がないのが理解できる。
posted by たけちゃん at 05:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2015年10月21日

土師宮拱橋

 ウイングなしの拱橋を仮に「土師宮拱橋」と言っておこう。

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レンガアーチはコンクリートカルバートと接合されている
その接合面
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ここでレンガは4巻だとわかる

側壁はイギリス積でレンガ16段で104cmの高さがある。(アーチ部は長手積み)
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採寸したデータをCADで図形化した
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そして、ウイングがない理由はこの後わかった。
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2015年10月18日

福知山〜綾部〜山家 山陰本線

 17日(土) 7時半 京都駅始発の特急電車で綾部駅へ。8時半過ぎに到着。
開いたばかりの駅前観光案内所でレンタサイクルを借りる。
 綾部から北向。福知山に行き、Uターン。綾部を通り越して京都側へ。

 途中、レンガアーチ1基。石積み橋脚、レンガ積橋台を見る。
レンガアーチは採寸。
 福知山では福知山城に上る。
結局、山家駅と立木駅の中間まで行き、再び綾部に戻る。
綾部16時。約7.5時間。
体験的に60km走ったのかもしれない。本日、休養・・・

綾部駅前のモニュメント
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福知山城
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石垣
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転用石
築城を急がされた明智光秀が付近の五輪塔などの石塔すらも集めて城の石垣として転用
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普段は「矢穴」を探すがここは自然石を積み上げている。代わりにこの転用石を探す。

ウイングなしのレンガアーチ  珍しい!!
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珍しい!

橋梁の橋脚が線路のり面から突き出ていた
川の氾濫で橋が付け替えられ橋脚だけが残ったのだろうか。そんな想像をかきたてられる。

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山家駅を超えたところで「名勝 立岩」の案内看板に導かれて歩く
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由良川に出る。対岸の注ぎ込む流水
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歩くこと10分弱。到着
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由良川に削られて現れた巨岩
この岩にロッククライミングする人が居て、初めて目的地とわかる・・・


posted by たけちゃん at 07:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2015年10月17日

第1牧川橋梁

 9号線を上夜久野駅から福知山駅に向けて自転車で走る。
単径間の鉄筋コンクリート桁を持つレンガ橋台も多々あるが、目を引いたのが多径間の鉄桁を持つ「第1牧川橋梁」だった。
 結構、走り疲れながらも立ち寄った。

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黒い隅石を配置したレンガ造りの橋台。色違いの面白さ。

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橋脚下部は半円形の石積み工で補強されている。明治のハイブリッド・マテリアル。
重厚感を感じる。

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posted by たけちゃん at 05:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2015年10月14日

作図 高内西橋梁

 3次元CADのSketch Upに苦戦しているが2次元CADで作図してみた。
現場での採寸は一人作業で、精度は高くない。mm単位表示だがそこまで精度はない。

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坑門の傾斜は写真を見てこれくらいの傾きかなという程度の精度だ

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鉄道線路と河川の交差角は約60°だ
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今回は上図の真ん中の例に当たる(レンガを水平に積んだ斜めアーチ

作図図面でスパンS=7620mm。
ライズr=2465mm

r/S=2465/7620=1/3.09
ライズ比というのだろうか 3.09というのはどんなもんだろうか
多分、設計は3.00ではなかろうか。その差は計測誤差、施工誤差ではないだろうか。

S=7620mm=250フィート
250÷3=83.33フィート=2540mm
今回r=2465mmとしたが2540mm(83.3フィート)が正解なのかもしれない。

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2015年10月12日

山陰本線 上夜久野〜福知山(3)高内西橋梁

 この探訪の目当てともいうべきレンガアーチ。高内地区にあるレンガアーチだ。
牧川に注ぐ小河川だ。長靴に水が入らないように慎重に歩く。

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石積みの壁面。S型まんぼ。レンガアーチは8巻だ。
今まで4巻きか5巻きが多かった。
石積みの面壁をよく見ると左から右に下がっている。

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アーチにかかる外力を最終的に受ける石、迫受石(起拱石)。
横幅は90cm
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側壁も綺麗に切り出された石を積んである。切石積だ。
茨木から山崎、京都にかけてのレンガアーチの進化形なのだろうか。かなり整然と積まれている。
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よく見るとアーチは欠円アーチだ。
そして竹や笹でわかりににくいが坑門壁面は斜めに切れている。

斜めアーチ橋だ。
地図を見るとかなり大きな角度で交差している。
ねじりまんぼにしても良かったマンボである。
ある意味、このマンボにより果たして「ねじりまんぼ」が有用であったのだろうかと疑問を呈させる物件だ
とりわけ、巨大で、相当の荷重を受けているだろうにレンガアーチは健全だ。

採寸する。
幅は7.64m
長さ47.7m
cad化できるように種々測る。
(目下、三次元の簡易CADで作図を楽しんでいる。しばらくかかりそうだ。)
posted by たけちゃん at 22:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2015年10月05日

山陰本線 上夜久野〜福知山(2)

 福知山駅前で借りた電動アシストで鉄道遺産をめぐる。福知山から上夜久野に向けて走る。
道路と鉄道が斜め交差している箇所のレンガ橋台を持つ橋だ。
隅石もりりしい。

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下から眺めたレンガ橋台の直行橋。こちらは隅石なし

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プレートガータ(鉄桁)を載せた橋台

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黒い隅石と褐色のレンガ(蛇ケ谷橋梁)
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アーチは少ないのは承知していた。この橋を撮り峠を登る。ひたすら上る。
そして右折路を見落としたのか。真っ逆さまという具合に峠を下る急坂道。
出たところはとんでもないところ・・・
戻る元気もない。
スマホのナビを見ながら線路に戻るべし。
ただただ田園
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そして、戻るべき一路のトンネル(ゆずりトンネル)
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大廻りした。下夜久野駅前を通過したのは12時10分前。(はや3時間!)

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流れ橋なのだろうか。
渡ってみたところでレンガ橋台のコンクリート桁橋を見つけた。

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このレンガ橋台の橋で昼食

さてさて、この入口、台形をさかさまにしたような感じ。
目の錯覚かと思ったが・・・

入口、出口方向の坑門面壁
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150cm下がりで6cmほどの勾配(25分の1の勾配)

側壁
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150cm下がりで10.5cmの勾配(14分の1の勾配)
直方体の橋台と思っていたら角錐台なのか・・・

こんな発見もいいもんだ。



posted by たけちゃん at 20:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2015年10月04日

山陰本線 上夜久野〜福知山(1)

 土曜日、上々の天気。京都駅経由で福知山駅まで行き、レンタサイクル。
前回の山陰本線 上夜久野駅から続きの鉄道遺産を探訪。
 朝7時前に摂津富田駅で乗車。京都駅で嵯峨野山陰線に乗り換え。特急で福知山駅に着いたのが9時前。
駅前の観光協会で電動アシスト車を借りる。
上夜久野駅往復は結構きつい。

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前回の高内東アーチの近くのレンガアーチは水路である。
長靴を持参。
Googleのストリートビューで鉄道沿いの道を探して何か所かの鉄道遺産が見ることができる。
ところが道の起伏はわからない。
自転車での探訪は道のアップダウン。峠越えのきつさを知らされる。
秋とはいえ汗だく。
天高き空のもと自転車を漕ぐ

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探訪!レンガ橋台や橋脚。秘境のまんぼかと言いたい幅員7m62cm、長さ約48mの巨大レンガアーチ!
しっかり堪能。

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往復60kmは走った感じ。
電動アシストも行きのコースでほぼ電池を使い切る。
健康のためとは言え、ちょっとしんどい。
・・・で、今日は休息・・・

今週はそれらをぼちぼちまとめよう。
posted by たけちゃん at 12:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする