2015年02月28日

六把野井水橋・明智川3連橋

 アルファーご夫婦と三重県いなべ市の六把野井水橋(ろっぱのゆすいきょう)へ。
朝9時阪急「水無瀬駅」で待ち合わせ。そこからはアルファーの車に乗せてもらい名神大山崎ICから八日市IC。
国道421号線で永源寺を抜け三重県いなべ市へ。120km余り約2時間の旅程だ。
 六把野井水橋は「ねじりまんぼ」では異質の存在だ。
一つは材質面ではコンクリートブロックでできていること。もう一つはねじり具合が「超」がつくねじれである点。
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ご夫婦にねじりまんぼの計測を任せ、自分がやったのはブロックの傾斜角を測る程度わーい(嬉しい顔)

この橋から目と鼻の先に3連橋がある。
明智川橋というのだろうがここでは明智川3連橋と言っておく。
これもコンクリートブロックを積んでアーチを形造るという工法が用いられている。

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鉄道は三岐鉄道北勢線。

帰り道、永源寺に寄る。
■山門
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自然石を積んだ境内を散策。
立派な伽藍である。

石積み工を撮る。
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2015年02月25日

尻戸三橋梁 作図

 尻戸三橋梁の図面をネットからダウンロード。若干絵図面的である。それを2次元CADに書き写す。
そんのことで時間を費やしもし、楽しんでもいた。
ブログ更新どころではないというところだ。
そして、SketchUpという3次元CADで作図しわかりよくしてみた。

あっているかどうか自信がないが。
建設当初の姿だ。

向かって右側が京都側
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少し上からのアングル
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単線だ

上から見ると反対側の坑門にはウイングがつく。川の上流側になる。
中二つの柱には「水切り」が上流側に付く。

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洪水流を導きよせるがようにウイングが広がっている。
ウイングは単に築堤の土止めとばかりと言えないのかもしれないと思った。

反対側の坑門
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京都側の側壁にA、B,Cと符号をつけた

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原図ではABは10フィート(3.048m)、BCは15フィート(4.572m)だ。

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実測するとAB=3.06m、BC=4.62m

この尻戸三橋梁は原図を発見していなかったらBCは単線時のもので、ABは複線建設時のものと判断していただろう。
 しかし、図面から側壁は建設当初より中二つの壁に比べて10フィート長い25フィート。
中二つある壁は単線時15フィートで、のちに複線化されたとき10フィート増結された。そういうことになろう。

ちなみに現在の水路下流側にあるウイング(京都側)のレンガ積みはきれいだ。

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しかし建設当初はこのウイングはなかった。
ウイングは反対側の坑門(上流側)にあった。
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2015年02月14日

PCでデスクワーク

今年は寒い。昨日も雪が舞い、今朝も冷え込む。自転車でぶらぶらするどころではない。
部屋を片付けていたら「恐竜の卵」も出てきた。
それが卵を割ればどうも「雪男」みたいだ。

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デスクトップパソコンの筐体に乗った雪男君たちであるが、この筐体、小さい。静粛である。速い。
目下のところ満足。

尻戸川橋梁 南坑門(左側が京都方面)
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ウイングのレンガ積みは綺麗だ。
3連橋の中央に水路がある。建設時は一番右側を流れていた。
流路が変更された。
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寒いので作図
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原図はフィート、インチ単位なので電卓でmm単位に変更して作図。
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2015年02月11日

とうかい156 尻戸三避溢橋

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とうかい156は3連橋で京都側から@道路A水路B空き地になっている。
3連橋ではあるけれども両方の坑門がコンクリート造りに改造されているし、内部のレンガも綺麗とは言い難い。若干興ざめしていた。

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そう昨日まで思っていた。
この3連橋を書こうと思い、この橋の名称「尻戸三」を検索したところ、思わぬものを得た。
土木学会の委員会による「九鬼家図面」。図面68に「尻戸三橋」の原図があったのだ。

http://committees.jsce.or.jp/lib02/node/26

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昨晩から歓喜狂喜。CAD化できないかと挑戦するも字が小さい。肝心の寸法がわからない。
絵図のような図を測り原寸を計算するが、うまくいかない。

しかし文字情報からも絵から多くのことが知れる。
@ 驚いたのは壁面の土台の最下部がコンクリート造り。明治9年のことだ。もちろん「舶来品」となる。
 本当かいな。着工時期を考慮すると明治維新から数年後にコンクリートがあることになる。
 今でいう「均しコンクリート」。築140年のコンクリート。
A レンガアーチ(赤色着色部)の上の茶色は PUDOLEとあるが 辞書で調べるとPUDOLEはないがPUDDLEならあった。「こね土」不透水層を作るという意味。これかな。
 煉瓦アーチの上に粘土をこねて不透水層を作っていた!

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BFLOOD OPENING これが「避溢橋」の意味か。
 3連橋の中2基の壁、橋脚はきっちり舟形断面で水切りがあった。
Cそれに、図面では京都側に水路がある。現在は中央に水路。旧水路が今では道路になっている。
そんなこともあるもんだ。
昔の地図で確かめれば確かに京都側に水路があるようだ。
D単線だ。
E断面図を見ると石積み工が A入口、B出口、C中間部の3か所ある。
この尻戸三橋をこの図面を見ずに外観観察からは、この中間部の石積みがあるのが特徴で、ここでジョイントしているというように取り上げるつもりであった。

Fウイングもおもしろい

もう一度見てこよう。




 
posted by たけちゃん at 08:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2015年02月07日

パソコン 

 かれこれ1年だましだまし使っていた富士通のパソコンに見切りをつけた。
2年3か月。ちょいと短い気がするが、起動やシャットダウンがうまくいかないし、いきなり落ちたりする。
機械のどこかが悪くなっているのだろう。
 過去、いろいろなメーカーのパソコンを使った。ヒューレッドパッカードは使ったことがなかった。
東京生産 MADE IN TOKYO が売りだ。これに決めた。

画面が大きいのがいい。デスクトップにした。しかし、筐体は小さい。昔の1/4くらいだ。
厚さ3cm。高さが手のひらぐらい。

なによりWindows8

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前のパソコンのデータを外付けのハードディスクに保管させる一方でデータを消去。
パソコンをリサイクルしてくれるところに送付するとて宅配便の取扱所へ持っていく。
宅配料、処分費は先方が負担してくれる。
便利なものだ。

新PCはサクサク動く。
Googleをインストールし、アカウント情報を入力すれば前と同じ設定、「お気に入り」が登録されている。
Jw-WinやらsketchUpはダウンロードしなおす。

しかし、外付けハードディスクに保管された画像の多いこと・・・
このブログでかれこれ2600枚/9年半
ハードディスクにはその何倍も溜まっている。
「断捨離」しないといけないかも。
posted by たけちゃん at 20:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2015年02月06日

井筒基礎のロッド

井筒基礎のカーブシュー(刃口)
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図中に「1 1/2"Rod through well」という鉄棒が書かれている。平面図によると4本ある。

岡山の山陽本線万富駅で降りて吉井川にかかる橋梁を見に行った。(2014年3月15日)
橋梁というかその横に並列している井筒の痕を見に行った。

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■井筒基礎
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ロッドの部分を拡大
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posted by たけちゃん at 04:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2015年02月02日

井筒基礎

 井筒基礎あるいはウェル。WELL。Very well.(いいね)という"well"に「井戸」という意味もある。
鉄道遺産の橋台、橋脚の基礎にクイ基礎の一種である井筒基礎(ウェル)が用いられた。
楕円型ウェルもあるが、円形ウェルの標準直径は12フィートと9フィート。素材は異形レンガである。
桂川橋梁、水無瀬川橋梁では径12フィートの円形ウェル。
五反田橋梁、竹串橋梁、元茨木川橋梁では径9フィートの円形ウェルだ。
■水無瀬川橋梁の露出したウェル
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■元茨木川橋梁の大阪側橋台
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ヒヨコの下にレンガが見える
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レンガで筒を組む。
径9フィートのウェルはレンガ製で外径2.74m、内径1.57m。肉厚58.5cm。
ある一定の長さまでレンガで筒を積む。
レンガは弧状レンガや台形のレンガを用いる。
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クイの最先端は刃口(カーブシュー)を付ける。※1
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ウェルの中に人が入り掘り下げる。
内径1.57mはかなり狭い。人ひとりが入って作業するくらいのスペースでしかない。
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湧水が激しいとガットメルというクラムシェルのようなもので掘り下げたという。

おもしろいのは、掘り下げて井筒が均一に下がればいいが、そうはいかないこともある。
井筒の上でバランスをとれるように重しを加減する。
重しには掘削土やレールが使われたらしい。

井筒が地盤の弱いほうへ傾いたりする。
それを矯正する必要がある。
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ワイヤで引っ張ったり、クサビを入れて支柱でささえたり。
大変な作業だと思う。

ちなみに冒頭の水無瀬川橋梁の井筒。
やや傾いている(写真奥の井筒)。(建設後141年。健在。誤差の範囲ということだろう)

※1 ”近代デジタルライブラリー”「鉄道作業局規定類聚・付録 明治三十四年九月現行」
異形レンガの雛形図を含め掲載されている。同図をもとにCAD作図
posted by たけちゃん at 21:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする