2014年05月10日

旧東川橋梁(6)

 あまり注目もされない旧東山橋梁というねじりまんぼで6回もブログを書くとは思いもよらなかった。

このねじりまんぼは斜架角が75度、起拱角が30°弱と「鉄道と煉瓦」(小野田滋 著)とされていた。
しかし、今回調査したら斜架角は51°

付近には旧鉄道の橋台やトンネル(旧逢坂山トンネル)が残っている。
それにこのねじりまんぼとの交差角が51°とわかったのだ

point-A.JPG

われわれが直接見ることができるこのねじりまんぼの坑門であるが、ブロック積みされ築堤の法面が削られた。ねじりまんぼもその時入口部を取り壊しコンクリートで整形したのであろう。
しかし、ねじりまんぼの底床のレンガは残置された。
このレンガは70cmほど道側に入っている。

point-A+0.7.JPG

鉄道の法尻はこの道路端から70cm程度出ていた。丁度、いまの築堤の斜面がそのまま延長した形になる。

そういう条件を基に明治の鉄道路を描いてみた
map.JPG

このねじりまんぼは国道1号線の下を横断している
おそらく6〜7mあるのではないだろうか
今までにない土かぶり、上載荷重を受けるねじりまんぼである

そして、長い暗渠である
約24mのレンガのねじりまんぼは丁度、国道1号線の真ん中あたりでコンクリート製暗渠と結合される
poin-B.JPG
暗渠全体で50mほどあり、ねじりまんぼ自体の24mも国内でトップクラスの長さになるのかもしれない。
そう、考えると、力学的にも優れたねじりまんぼと言えよう。

コンクリート暗渠側の坑門だ
point-C.JPG

この坑門の位置が既存の地図と合致しないので友人アルファーと再測した

higasiheimen.JPG

間違いなくこの坑門は地図より10m余り北側にある

アルファーが撮った内部写真
mawaru.JPG

2.8mという大きな幅員のわりに長いねじりまんぼである。
車が通り損傷することもない
きれいで長いレンガの列だ。
起拱角が約30°というこれまた日本有数のレンガ傾斜角もその理由の一つだ。


posted by たけちゃん at 08:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする