2014年04月26日

東川橋梁 ねじりまんぼ(1)

冒頭からグラフだ。

20140423_213153966.JPG

小野田滋氏ほかの論文に掲載されるグラフだ。そしてこのブログでよく使わせてもらっている。
そのグラフのうち東川橋梁分だけを残し、他は消した。

旧東川橋梁と呼ばれるねじりまんぼは
上図で斜架角が75°起拱角29°と読める
同氏の「鉄道と煉瓦」でも
斜架角左75° 正径間長2.74m 斜径間長3.61mとされている。

ねじりまんぼは理論値と実測値が結構近似し理論式に合致したレンガの積み方になっている。
にもかかわらず、この東川橋梁はなぜグラフの曲線(理論式)から外れるのだろうか?

興味を引くのはここでは既に線路が撤去され当初の地形と大きく変わっていることだ。

場所は滋賀県大津市逢坂
東海道線はルート変更され旧線路に変わり今では国道1号線になっている

鉄道ルートが変更されたがその遺産は残っている
逢坂山トンネル(東口)
京阪電車に面したレンガ製橋台
そしてこのねじりまんぼ
この3点を結んだものが旧東海道線の路線図となる

ねじりまんぼから今はなき路線図を探る

面白いねじりまんぼの探訪になる

場所が国道1号線、旧東海道線という晴れ舞台。逢坂の関、蝉丸神社という名所
鉄道遺産の逢坂山トンネルもある。

この東川ねじりまんぼの探訪は2度目になる
1度目は4月13日
今日(4/26)で2度目

予想通り面白いねじりまんぼだった
おいおいそれを書いていこうと思う

しかし、当初のグラフから外れた東川橋梁
よく調べてみると
起拱角βは前回28.5°今回28.7° (レンガを何個かその傾きを調べ、その平均値をとった)
非常に近似した値だ
斜架角は正径間長3.55m、斜径間長2.77mより斜架角は51°を計算で得る
それをグラフにプロットすると下図のようになり、見事に理論式に合致している

h2.JPG

ひとまず、「グラフの怪」が解けたということだけをまず報告。
次から鉄道遺産で結ぶ路線を見る。
posted by たけちゃん at 21:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする