2014年04月28日

旧東川橋梁(2) 周辺の鉄道遺産

 大津の逢坂にある「ねじりまんぼ」、旧東山橋梁と周辺の鉄道遺産の位置を地図に記入した。

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■ねじりまんぼ(旧東山橋梁)
 「音羽台1号橋」というネームプレートと明記されている。
このねじりまんぼの中を何回も行ったり来たり。それは後回しにして・・・

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■煉瓦製橋台跡
 京阪電車と国道161号線との交差箇所にあるレンガ製橋台跡
この橋台幅を測りたかったが線路内でもあり計測はあきらめた。

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■旧逢坂山隧道 東口
 滋賀と京都の間にある逢坂山を貫いたトンネル

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このトンネルから煉瓦製橋台、ねじりまんぼ方面を臨む。
橋台幅を計れなかったのでこちらの隧道で路線の幅員とすることにした。
上り線隧道と下り線隧道があり両者を合わせた幅は14.5m

この隧道跡、橋台跡それにねじりまんぼの3箇所を結んだ線が旧東海道線であり、ねじりまんぼの斜架角(線路とねじりまんぼも交差角)がこの路線形状の一助になるのではないか?!
 そう思えば、なかなかこのねじりまんぼ、面白いものと思う。



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2014年04月26日

東川橋梁 ねじりまんぼ(1)

冒頭からグラフだ。

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小野田滋氏ほかの論文に掲載されるグラフだ。そしてこのブログでよく使わせてもらっている。
そのグラフのうち東川橋梁分だけを残し、他は消した。

旧東川橋梁と呼ばれるねじりまんぼは
上図で斜架角が75°起拱角29°と読める
同氏の「鉄道と煉瓦」でも
斜架角左75° 正径間長2.74m 斜径間長3.61mとされている。

ねじりまんぼは理論値と実測値が結構近似し理論式に合致したレンガの積み方になっている。
にもかかわらず、この東川橋梁はなぜグラフの曲線(理論式)から外れるのだろうか?

興味を引くのはここでは既に線路が撤去され当初の地形と大きく変わっていることだ。

場所は滋賀県大津市逢坂
東海道線はルート変更され旧線路に変わり今では国道1号線になっている

鉄道ルートが変更されたがその遺産は残っている
逢坂山トンネル(東口)
京阪電車に面したレンガ製橋台
そしてこのねじりまんぼ
この3点を結んだものが旧東海道線の路線図となる

ねじりまんぼから今はなき路線図を探る

面白いねじりまんぼの探訪になる

場所が国道1号線、旧東海道線という晴れ舞台。逢坂の関、蝉丸神社という名所
鉄道遺産の逢坂山トンネルもある。

この東川ねじりまんぼの探訪は2度目になる
1度目は4月13日
今日(4/26)で2度目

予想通り面白いねじりまんぼだった
おいおいそれを書いていこうと思う

しかし、当初のグラフから外れた東川橋梁
よく調べてみると
起拱角βは前回28.5°今回28.7° (レンガを何個かその傾きを調べ、その平均値をとった)
非常に近似した値だ
斜架角は正径間長3.55m、斜径間長2.77mより斜架角は51°を計算で得る
それをグラフにプロットすると下図のようになり、見事に理論式に合致している

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ひとまず、「グラフの怪」が解けたということだけをまず報告。
次から鉄道遺産で結ぶ路線を見る。
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2014年04月22日

恐竜博物館カレッジ

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写真の通り4月20日
この日は福井県立恐竜博物館の入館料がただ
その上、1時から講演がある。
熊本大学の尾上哲治先生。地球環境科学がご専門とか。
「恐竜が見た巨大隕石の衝突   日本から見つかった世界初の証拠」
話は高尚
昨年、ネーチャー誌に投稿した論文をかみ砕いて話してくださった。
2億1500万年前、直径8キロほどの隕石が地球に落下した。
その痕跡を岐阜県で発見したという
岐阜に隕石が落ちたのではなく落ちたのはカナダ。
くっきり丸い形が地形に表れている。

その当時、日本は海の底であったとか
その隕石落下により大爆発が起き、もうもうたるチリと宇宙産鉱物が飛び散り堆積したという。
その堆積物を見つけたという
本来、地球では希少な元素が豊富にその堆積層に見られた。隕石衝突の証拠といわれる

この講義の聴講者は上は70代、下は4歳ぐらいだろうか
老若男女とはこのことで、好きこそものの道理なれ
参加してよかった
「恐竜博物館カレッジ受講証」にハンコ一つ押してもらう
10個押してもらうと「認定証」がもらえるそうだ
何年かかるかな。

スピノサウルスのお仲間の展示もあった
スピノサウルスはエジプトでドイツ人学者に発掘され、ドイツに持ち帰られた。
それが第二次世界大戦の空爆によりスピノサウルスの化石も焼失した

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ワニのような頭をもつ恐竜
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手は3本のかぎ爪

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2014年04月19日

休息日

 土曜日、ちょいとお疲れモード。
朝、親父を見に行く。
昼から爆睡

明日は福井県立恐竜博物館

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スピノサウルスのお仲間の展示と隕石衝突の講演会

 電子書籍の「チベット旅行記」(河口慧海)に2か月ほどかかっていたせいか、通勤電車で電子書籍がないとどうも寂しい。それで、一つ二つダウンロードしたが早々に読んでしまった。

そして、昨日、予約販売中であった電子書籍版の「舟を編む」(三浦しをん)をダウンロード
明日の電車旅のお供だ。
posted by たけちゃん at 22:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2014年04月14日

誤差について

近辺のねじりまんぼの正径間長、斜径間長、起拱角、斜架角などをレーザー測距器、デジタル分度器それにスマホの傾斜計。もちろんスケールに水準器、チョークにカメラに電卓。
 すると結構重たいものになった。
家に帰ると腰が痛い、足が張っていると思いがけない負担がかかっていたのに気づかされる。

結局、文献※と大して違わない結果が出た。
※「組積造による斜めアーチ構造物の分布とその技法に関する研究」(小野田滋 河村清春 須貝清行 神野嘉希)

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 測る、見てみる。しばし時間を忘れる。自転車に乗りながら風景を見ながらも考える。

この曲線にプロットされた点がすべて本来乗るはずである。
電車線路と通路、河川との交差をなす角度、斜架角が決まれば頑丈な丁張を立て、半円形のセントルを立て円筒状足場を組む。そこにレンガを配置する。線路方向があり、またぐ道なり水路を眼前にして斜架角を間違えることはない。丁張を組んでの作業だ。せいぜい釘1本の太さ程度の誤差だろう。

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 レンガが水平面となす角、起拱角は設計で決定される。水平面の第1番目のレンガなり起拱石は設計図通り加工されるはずである
それは足場の上で現場合わせするのでなく、当初より何度の角度になるように石なりレンガなりを削る

門ノ前橋梁は起拱石が積まれている。この切込みは採石後、設計起拱角で切り込まれるはずだ

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奥田端橋梁は前者と異なりレンガが水平面スプリングラインから立ち上がるが、最初のレンガは何センチ切った三角形にするという設計があったはず。その三角レンガに加工したのち、足場上で組まれるはずだ

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そう考えると施工誤差は極めて小さいと考えられる

我々がプロットした値こそ、測量誤差ではなかろうか
そういう悲観的な考えも浮かぶ

そういうこともあり、先のグラフの大外れbP3のねじりまんぼに注意を引かれる
この13番こそ旧東川橋梁で過日行った大津のねじりまんぼである。


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2014年04月13日

「チベット旅行記」河口慧海

 通勤電車でものの10分ほどスマホで読書
読了するまでかれこれ2か月

「チベット旅行記」河口慧海
明治時代、鎖国政策をとっていたチベットに仏教の経典を求めて進入
その苦労物語が独特の語り口で語られる

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苦労
まず言葉の壁
インドにまず行き、チベット語を家庭教師を雇い習得
風俗習慣に慣れる
食事もそうだ

そして道なき道を手荷物を持って歩く
ヒマラヤの麓
高山病の危険

凍てつく川を裸になって荷物を頭に乗せて渡る
どうしても行って原典を得たいという熱望

若いときにはこの文章、文体はかったるくて読めなかっただろう
明治という時代の幾分の差別意識も鼻につくこともあったろう

しかし、そのバイタリティは尊敬に値する。

キンドルでゼロ円でダウンロード
posted by たけちゃん at 20:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2014年04月12日

ねじりまんぼを梯子する

 朝9時にバーストした自転車を修理に行ったらまだ店は閉まっている。ふらふら
仕方なしに出戻り、電車で高槻に行く。
高槻駅からはレンタサイクルで「奥田端橋梁」と「円妙寺橋梁」という東海道線のねじりまんぼを再訪。

先週とったデータを補強したいと思った。
奥田端、円妙寺両方とも「鉄道と煉瓦」他のデータとほぼ一致
よかったような、つまらないような

山崎でレンタサイクルを預けJRで大津駅へ。
大津駅から徒歩10分ほどの「旧東川橋梁」へ
逢坂(おうさか)というところだ
ここもねじりまんぼ

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滋賀は幾分大阪より寒いのか桜も残っている量が多い
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きれいな川の水を流している。
レンガの河床だ。
次回は長靴を用意しないと。
今回は事前調査と割り切っている。

ボッシュのレーザー距離計は快適。快速に採寸できる。
3回測定してもデータが記憶されているので平均値をとるのも楽
逢坂でねじりまんぼやら旧逢坂トンネル入り口を見たり
堪能

帰宅後、自転車修理を済ませ近くの「門の前橋梁」へ
近くの豆腐屋さんで抹茶ソフトクリームを食べて休憩

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実はこの店とねじりまんぼとの位置関係を再確認したかったのだ。
斜架角に関して引っかかる事項があったもので

ここでももう一度データチェック

1日4か所のねじりまんぼを回った
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2014年04月09日

円妙寺アーチ橋で測角する

 ねじりまんぼの円妙寺(円明寺)アーチ橋でも起拱角、斜架角を測った。

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文献では正径間長a=1.22m、斜径間長b=1.32m。斜架角は68°
コンベックスで測るとa=1.23m、b=1.33m。この値から斜架角は68°と算定され文献と一致

この斜架角68°から起拱角を算定すると14°

スマホの傾斜角アプリを用いて煉瓦にぺタッ
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12°から14°の測定値 平均で13°というところ。14°に近似

問題は斜架角測定
坑門の面にデジタル分度器を当てるのは便宜的方法だ。どうにか直接、斜架角が測れないか?

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坑内を通る水路がねじりまんぼの軸線であり、手前のグレーチングがどうにも線路方向と平行に見える

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69.8°

一応 目標値68°にニアリーイコール。OK。

デジタル分度器、スマホの角度計というツールを装備できた。
そしてレーザー測距器が届いた。
また、測りにいかねば。

posted by たけちゃん at 21:33| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2014年04月08日

スマホで起拱角を測る

 iphoneを使っている。
スマホのアプリにコンパスというのが入っていた。
これで、斜架角が測れないかと思い、使ってみた。
奥田端アーチ橋の斜架角は資料によれば68°となっていた。
このアプリで69°を指した。しかし、針が振れ過ぎて使いにくい。

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なんかの加減で触っていたら突然画面が変わりコンパス以外に傾斜角度も測れるのに気が付いた。
これはどんなもんだろうか。
斜めに配列されるレンガの角度、起拱角を測ってみよう

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ひずみゲージかなんかが入った観測機器なんだろうか・・・

そんな高価な機器の横で測る
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個々のレンガ、そう一定ではないということか・・・

目盛を読まなくて済む。素早く測れる。
人通りのあるアーチ橋ではこの要素は大切だ。

デジタル分度器でこのスマホアプリの精度を確かめたが悪くはない

1度読みだが別のアプリでは小数点1位まで表示するものもあった。

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測られているのは我が家のねじりまんぼモデル2号
posted by たけちゃん at 21:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2014年04月06日

山崎のねじりまんぼ

 デジタル分度器を買った。近くの門の前橋梁で初使用。
そうなると、近場の山崎のねじりまんぼも測らねば。

 前日、前のタイヤに空気を入れたのに乗ろうと思えば抜けている・・・
自転車屋で見てもらうとタイヤそのものが劣化しているとのこと
たまたま交換できるタイヤが1本しかなく前輪タイヤだけ交換してもらう。
後輪は来週入荷するように注文しておくとのこと。

 それで、「奥田端橋梁」に行く
友人アルファに連れて来てもらっていたがもう4年前の話だ。
かっては田畑に囲まれたねじりまんぼであったが、今は名神高速道路高槻インターチェンジに入るアクセス道路の工事と近接。

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しっかり各部採寸。
西国街道を走り山崎に来たころ太鼓の音
離宮八幡宮でお祭りだ(日使頭祭=ひのとうさい)
油の神様
かって油売りであった斉藤道三がいたのもこのあたり
春祭りを油業界の人と祝っている

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境内で模擬店で串を食べ和太鼓を聞く
笛で「コンドルは飛んでいく」も披露

次は「円明寺橋梁(円妙寺橋梁)
(アルファは地名は円明寺であるから円妙寺は円明寺の誤りではないかと言っている)
同様に「奥田端」も坑門にペンキで「奥田畑」と書かれていたり・・・

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採寸とデータチェック
ねじりまんぼで1時間ばかり測ったり、電卓で計算したり・・・
楽しめるものだ

帰り、高槻駅近辺で後輪がバースト
後輪タイヤを注文している手前もありしぶしぶ押して帰る
歩くこと1時間

さすが、疲れたわ
posted by たけちゃん at 09:34| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2014年04月05日

門の前橋梁

金曜日は心臓の検診のため会社を休んだ。午前中は時間があるので、「田中の丸また」(門の前橋梁)というねじりまんぼに行く。

付近の公園、元茨木川の桜も今日が最高じゃないだろうか。
午後から花嵐の予報
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デジタル分度器をネット通販で手に入れていたので、どんなものか試しに来た。
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この角度が斜架拱の斜架角θにあたる
1回目が 72.2°、2回目が 71.8° 3回目が 72.0° 平均値として72°

次に起拱角βを測ろうとした・・・
これは起拱石があり直接測れないので
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直角三角形の内角の和は180°であるから
起拱角β=180−90−今回測った角度=180-90-78.4=11.6°

斜架角θと起拱角βの関係式
tanβ=2/(π・tanθ)にθ=72を代入するとβは11.7°
実測値が11.6°であるから案外いい結果わーい(嬉しい顔)

よく使う「鉄道と煉瓦」のデータとは若干違うのが気になる

改めて斜径間長、正径間長を測ろうと考えた。
そこで「レーザー距離計」をネット通販で注文

昼からはまるまる半日病院・・・
待ちくたびれた。


posted by たけちゃん at 07:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする