2010年04月10日

警視庁草紙

火曜日から出張していて暫く更新できなかった。

金曜に帰阪し、うとうととしてしまい、夜中の2時前に目が覚める。
インターネットでラジオが聞けるようになり、ラジオを聴きながらブロキオサウルスのウロコ付け。

昼前に図書館で山田風太郎明治小説全集「警視庁草紙」(上、下巻)を借りる。

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近くのコンビニで弁当を買い桜の下で昼食を。
良い天気だ。


警視庁草紙〈上〉―山田風太郎明治小説全集〈1〉 (ちくま文庫)

警視庁草紙〈上〉―山田風太郎明治小説全集〈1〉 (ちくま文庫)

  • 作者: 山田 風太郎
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 1997/05
  • メディア: 文庫




警視庁草紙〈下〉―山田風太郎明治小説全集〈2〉 (ちくま文庫)

警視庁草紙〈下〉―山田風太郎明治小説全集〈2〉 (ちくま文庫)

  • 作者: 山田 風太郎
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 1997/05
  • メディア: 文庫




「明治6年12月28日のまだ早い朝であった。西郷隆盛は本所小梅の隠れ家から立ち出でた。」で始る明治初年を舞台に「初代警視総監川路利路を先頭に近代化を進める警視庁と元南町奉行所駒井相模守、元同心、元岡っ引きの知恵と力を駆使した対決を」描く。

 茨木のねじりまんぼが明治9年完成。蹴上の琵琶湖疏水工事が明治18年着工。

どういう時代であったのだろうか。興味があった。

明治初年の頃、新聞もあったかどうかわからないが、図書館で見る限り明治10年代になって初めて新聞として資料が残っているようで、明治6年ごろが空白的ではあった。

同書の巻末に年表があった。

冒頭の西郷隆盛の征韓論が破れ下野したのが明治6年。
明治7年に江藤新平による佐賀の乱
明治9年3月 廃刀令
明治10年 西南戦争

茨木のねじりまんぼの時代は没落武士の不満がたまっていた時代である。

樋口一葉の「たけくらべ」が明治28年、森鴎外の「雁」が明治44年
漱石の「道草」が大正4年。

自分のイメージする明治よりもう少し古い、江戸と明治の過渡期的な時代のような気がする。

非常に古い時代だとこれからもわかる。

山田風太郎はここに「半七捕物帳」の半七親分(51歳)も登場させ、密室殺人事件の解決に参加させている。

そこまで読んでまた一眠り。

バイトが終えた女房殿の声で目を覚ませば、夕方となっていた。
posted by たけちゃん at 20:49| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする