
「ねじりまんぼ」という斜めアーチ(トンネル)の理論と施工について書いてある明治32年の論文だ。
「本書ハ「ジョージ、ワットソン、パック」氏ノ著セル「ヲブリイク・ブリッジ」ヲ基トシ「ニコルソン」氏「ハアト」氏等ノ述ブルトコロノモノヲ参考トシテ訳述セシモノナレド・・・」という緒言で始まる。
ねじりまんぼの幾何学・製図法・ねじり角を維持するための石切り現場で使用する角度定規などの説明がされている。(煉瓦製ねじりまんぼでなく石造りのねじりまんぼ)

原本をコピーしてPDFに変換してあるため、少々斜めになっているが、
どうってことない。読めればいい。
読みにくいので、昨日今日と手書きをしたり、図面をCADで書いたりしている。お疲れ。
それで、このPDFをワードやエクセルに一括変換できるソフトというのを店で見つけ思わず買ってしまった。
早速使ってみたが・・・

全く意味不明

明治の古語までは変換出来ないか・・・
緒言にある「ニコルソン」氏はどこかで見た記憶があった。
グーグルの書籍検索でそれらしいテキストがあり、PDFでダウンロード出きると言うのでダウンロード
"A popular and practical treatise on masonry and stone-cutting"(
Peter Nicholson 1828)
おや!
「グーグル氏」も慌てていたようだ。