2018年08月19日

伏見城絵図

 先に引用した伏見城絵図は「伏見桃山御殿御城之画図」と言い、下記よりダウンロードした。
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2542510/2
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この絵図の左側のカクカクと折れ曲がる堀が濠川(ほりかわ)、琵琶湖疏水として運用されるようになる。

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少し拡大したもの
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A〜Bの間に小豆屋町、Cに桝形町 淖という字を調べと「ドウ、シャク」と読み泥、ぬかるみ、沼地という意味がある。転じて「船着き場」と解している記事があった。その船着き場の近くに「古田織部」の名前が見える。

板橋二丁目オカゴ町は現地名で御駕籠町だ。

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伏見と言う町はかっての武家屋敷の名前を生かして現在の地名にしている。

中には
 桃山町正宗、桃山最上町、桃山水野左近西町・・・

どこにでもある地名と違い独特と言うかアイデンティティあふれる地名だ。
posted by たけちゃん at 10:18| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2018年08月15日

朝日の縞模様

 「体に危険な暑さ」と言われる最近。朝のウォーキングも日の出前に出かけるようにしている。

まだ暗いが、同好の士もポツポツと安威川沿いを歩き始めている。

5時ごろ、北北東の空

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日の出の陽光が雲の隙間を抜けてオレンジの帯模様
珍しい景色を目の前にして朝から何か得した気分だ。
posted by たけちゃん at 07:55| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2018年08月12日

伏見インクライン 3

伏見という所に余り土地勘がないので、地名や史跡の由来に疎い。
また、公式文書などでも同じものを違った呼び名をするので余計に混乱する。
■地図
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@が伏見インクラインの上部側
C宇治川との合流箇所:三栖閘門
D宇治川

画像ソフトで高低を色彩表現した
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@ 墨染発電所 伏見インクライン
A 墨染発電所の北側で「琵琶湖疏水」
Bで分岐している。
分岐している水路が昭和6年に完成した「伏見新放水路」で「伏見制水門」がBの疏水下流部にある

墨染発電所と疏水

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■琵琶湖疏水と濠川(ほりかわ)

琵琶湖疏水事務所が出している書類を見ると、琵琶湖疏水は「伏見制水門」を境に上流側、下流側を「濠川」としている。

伏見制水門
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伏見新放水路  手前が疏水で右側の橋の所より放水路となる
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■伏見城の惣構え図
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明治14年発行の「伏見桃山殿御城之画図」は伏見城の惣構えを描いてある。

この絵図に先の地図の符号を記入した。
@は墨染発電所でインクラインがあったところ
土橋がありCは現在の三栖閘門
@〜土橋〜三栖閘門の流路はまさに先の地図と合致している。

濠川(ほりかわ)=堀川=お堀
地元の人は多分常識なのだろうが、とにかく、初心者としては大発見した気分

蹴上から平安神宮を迂回して一直線に南下。
伏見に至るや伏見城のお堀につなぐ。
堀と南下して開削した水路はインクラインでつなげば舟の運送は問題ない。流水は地下水路(暗渠)を設ける。
何と言う立地設計か!
明治の土木技術者のセンスには舌を巻く
posted by たけちゃん at 17:41| Comment(1) | 日記 | 更新情報をチェックする

2018年08月09日

伏見インクライン 2

 チャリを輪行袋に入れてJR京都駅まで電車。そこから鴨川沿いをチャリで北上し「琵琶湖疏水記念館」へ行く。
伏見インクラインの資料展示があった。

蹴上インクラインの模型
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「鴨川運河 伏見上船溜まり」

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墨染発電所側になるのだろう

「伏見インクライン」
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写真の説明文
「鴨川運河 伏見インクライン  昭和15(1940)年頃   
伏見インクラインは約291mの斜面を伏見上船溜まりから伏見下船溜まりまで台車に船をのせて行き来する線路です。明治28(1895)年3月に完成しました、蹴上インクラインと同じように船で人や物を運ぶため活躍していましたが、昭和34年に廃止されましたが、現在は国道24号線に姿を変えています」

「伏見インクライン ドラム工場」
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インクラインの台車をワイヤでけん引するが、けん引するためワイヤを巻き付けたドラムを設置した箇所。いわば駆動操作所だ。
posted by たけちゃん at 07:42| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2018年08月07日

伏見インクライン

ねじりまんぽに蹴上発電所がある蹴上のインクラインの他に「伏見インクライン」があったことは知らなかった。
今回の伏見探訪の中の成果だ。

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地図の左側 北上する川から東に「伏見インクライン」の文字がある。
確かにこの前アップした明治時代の地図ではこの左側の川を琵琶湖疏水とあった。
琵琶湖疏水には2カ所のインクラインがあったことになる。

 国土地理院の地図のツールで断面図が得られる
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確かに2点間にはしっかり高低差があるのが数値的にわかる

インクラインの跡地と思われる箇所は「疏水事務所」の表示がある
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登り勾配
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近くにバス停がある
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その前は旧遊郭の石門  左側の石に「橦木町廓入口」

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琵琶湖疏水の水力を利用しての発電所。墨染発電所

疏水溜まり

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レンガ構造物が見れると期待したが、発電所の方はフェンスに囲まれ隔絶されて風情はない

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2018年08月03日

伏見 寺田屋界隈

 三栖閘門、澱川橋梁、平戸樋門を見て「寺田屋」へ。
伏見は我が家からは近いようで遠い。
三栖閘門のあるあたりが「伏見港」と呼ばれる船着き場であったことも知らなかった。
頭にあったのは日本酒と「寺田屋」位だ。

 濠川(ほりかわ)
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鉄橋を支えるレンガ橋台。京阪電車
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月桂冠の記念館
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展示品
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濠川を行く十石船
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濠川はかっての伏見城の堀だというのは後日知る。
そして、「琵琶湖疏水」とも呼ばれる。
 
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明治時代の地図。今回見た箇所を記入したうえで着色。
地図の左上に「琵琶湖疏水」とある。
琵琶湖疏水はここまで来ていたのかというあらたな発見。

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本命の寺田屋
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伏見の街並み

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2018年08月01日

平戸樋門

 平戸樋門。
澱川橋梁の近くにたまたまレンガ構造物が目に入った。

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「平戸樋門」という銘板があった。

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機械設備はリニューワルしてあるが、基盤となるレンガ構造物は古めかしい。

 堤防の斜面を登ったり回ったり撮影

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後日、地図を見て驚いた。

「伏見刑場跡」

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澱川橋梁とこの平戸樋門の間の河原で処刑されたわけだ。

ちょっとおどろおどろしい場所でもあったわけだ。
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2018年07月30日

ペンシルベニアトラスの模型を作る

 台風一過、猛暑。
昨日、今日と外へ出るのを控え、模型を作る。

澱川橋梁はペンシルベニアトラスと呼ばれる形式のトラス橋だ。
澱川橋梁の模型を作ればいいが、サブスパンが18もあり、難しいので簡単なペンシルベニアトラスを作図した。

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丁度あった樹脂製の4mm厚の板があったのでこれを切り抜く。
上手く、カッターナイフで切れない。むしり取るような感覚。
表面が凸凹。澱川橋梁のを模して緑色で塗る。

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表面のごつごつ感が異様なのでペーパークラフトでも作ってみた

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紙の方は紙の方でペラペラで微妙に変形

「・・・」
上手くはいかかないものだ。



posted by たけちゃん at 16:32| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2018年07月26日

澱川橋梁 2

 ネットで澱川橋梁の図面を探したが難しかった。
それでも、スパンと高さはわかった。
 手元写真を参考にCADで作図。部材サイズもわからないし、個々の柱の高さも不明だ。
いわば、イメージ図だ。

キャプチャyodosk.JPG

このトラス橋の形式を「ペンシルべニア・トラス」というそうだ。
ちょっとトラスの種類について調べた。

学生時代の構造力学のテキスト「構造力学 第1巻」(丸善:小西一郎他)を覗くとトラスの形式については「若干の例」としてプラットトラス、ハウトラスなどが例示されているに過ぎない。(P274)
従って、「ペンシルベニア・トラス」という名称はなかった。

ネットで探していたらこのペンシルベニア・トラスの系統とも言うべき図画があった。
ここでは書き直したが次のようなものだ。

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一番上が「プラット・トラス」
トーマス・プラットとその父ケイレブ・プラットにより考案された形式。「逆ハの字」の斜材が特徴。

2番目が「パーカートラス」
先のトラスが上下の弦が水平なのに対してこちらは上弦が放物線に近い形を成している
真ん中に「X字」の結構が入っている。

3番目は「ボルチモア・トラス」
ボルチモア鉄道で考案されたもの。
斜材を長大にならないように格点(節点)を増やし補助材を挿入し格間(節間長)を短くしたもの。「分格トラス」という。

4番目が「ペンシルベニア・トラス」
ペンシルベニア鉄道で考案されたもの。
先の「ボルチモアトラス」に対して、上弦が曲線を描くような形。曲弦の「分格トラス」
澱川橋梁のスパンが165m。
ボルチモアトラスもペンシルベニアトラスも
 ※ ロングスパンの橋梁=高い柱、斜材→→格間を小さくする=「分格トラス」という設計になったのだろう




 
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2018年07月22日

澱川橋梁

 三栖閘門の近くに宇治川を横断する近鉄京都線の澱川(よどかわ)橋梁がある。
昭和二年(1928)建設。「登録有形文化財」
スパン165mのトラス橋。

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支承部
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posted by たけちゃん at 08:25| Comment(2) | 日記 | 更新情報をチェックする