2016年08月24日

掌中橋(4)

 掌中橋、平木橋の記事を集める中、書き手により「橋長」「橋高」の取り方が各自各様であったり、明らかに誤った数値を挙げているものもあることに気が付いた。
 その中で「近代土木遺産「平木橋」の移設保存への取り組み」(八木正樹)は平木橋の諸元をわかりやすく書いていた。
 すなわち
橋長(親柱間距離) 53フィート(16.15m)
アーチスパン(起拱点間距離)50フィート 15.2m
等々 用語にカッコつきで説明文が付けてある。
しかし、ここでも親柱間距離を挙げた橋長も親柱の中心〜中心距離をとっている。

ところが親柱の芯ではなく外面〜外面をとるものも多い。

別の記事(加古川市のホームページ)では平木橋を紹介して「法量 全長27.15m」という聞きなれない用語を使用しているがこれは移設した橋の両端間距離のようだ。
また、ここで紹介される動画では「全長およそ26m」とアナウンスされる。
平木橋については現地説明文の図面間違いも指摘したところだが、まさにこれも「橋長」であった。

掌中橋は不思議に橋長として親柱の外〜外を測ったもので統一されている。5.3mだ。私の計測で5296mmだから上手い具合にいったものと思う。(8月18日「掌中橋(3)図面)
そこで、わからないのが、掌中橋を保全するグループが出している「橋高」だ。
高さ 2.5mという。
自分で測った高さでは2644mmというのがあるが、15cm近くも変わるものなのか?

すると橋高は「平均的な水面から橋面(路面)までの高さ」という別の記事を見つけた。(水底でなく水面!)
その当時は水量があったということか?
しかし、「橋面」と言うが、自分が思う橋の高さでは水面から橋の欄干くらいでその高さをとっている。橋面や路面というとあと50cmは小さくなる。2.5mという数字はどこから来たのかわからない。
 
 とにかくWEB上には用語も違うし、間違ったデータも織り込まれたものがあるというのに気が付いた。

立体CADで作図して遊ぶ。イメージは掌中橋。

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2016年08月22日

大腸内視鏡で検査

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 大腸がんの施術をしてから4年半になる。昨年同様年に一度の大腸内視鏡検査を受ける。
相変わらず、朝から2時間ほどかけて下剤を2リットル飲む。
しんどいもんだ。何か甘ったるい味だけを口の中に残す。
腸内洗浄だかなんだか洗剤で洗われる。
参った。
睡眠薬を使ったせいで検査時の記憶をないが、腹の中で張るような痛さは内視鏡が腸管を押し付けた痛さでもあろう。空気を入れて検査したのでガス圧ともいう。
ポリープがあったのでその結果の説明を後日行うとのこと。
まだ足元があやしい。

売店でうどんとおにぎりを買いタクシーで帰る。
家で食べたのは覚えているがあとは記憶も定かでない。

 東京は台風の影響で大雨。リオのオリンピックは今日で閉幕。そんなニュースをテレビで聞いたのか?
はっきりしない。

いつのまにか寝ていた。
クーラーが効きすぎて目が覚めると4時だ。
女房殿は一旦は帰宅して、テーブルの上を片付けて出かけたようだ。

どうも、去年に比べて体が弱くなったような気がする。

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2016年08月21日

ケントロサウルス

 アマゾンで頼んでいたSchleichシュライヒの恐竜フィギュア ケントロサウルスが配達された。

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 最初はこれでいいかと思っていたが、塗装が安直やなと感じ始めた
我が家の恐竜君は黄緑色が基調だ。
塗り直そう。

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平木橋+掌中橋+ケントロサウルス
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2016年08月18日

掌中橋(3)

 写真を撮り、採寸をし引き上げる。予報では34℃の気温。チャリでウロウロできない。
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平木橋のライズ比が1:5であったのでこの掌中橋はどうだろうか?それが気になっていた。慎重にレーザー測距器で測った。
ライズ f=935mm スパンL=4550mm  f:L=935:4550=1:4.87
ほぼ1:5だ。
欠円アーチとしたとき半径は3235mmが計算上算定できる。3235mmは10.614フィート
スパンL=4550mm=14.92フィート
どの値も歯切れの悪い数値だ。r=10.6フィートとする。Lは地形因子だから変更せずL=4550mmとする。
ライズ比を5とするとライズは4550/5=910mm。  実測した値は935mm。2cm5mm測り間違えたか?
そんなことはない。2回測ったから・・・

 平木橋に関する資料を読んでいたらレンガにフィートを尺換算して組んだような書き込みがあったという。
フィートから尺への換算と数字の丸めが施工現場であったのではないだろうか。
そんな想像もするのも楽しい。

 CADで作図した。

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そして、紙の模型を作った。
前回作った平木橋と比較するため同じ縮尺1/70で作成。
小さな橋だ。
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まさに手の中に入る橋。掌中橋だ。
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2016年08月16日

掌中橋(2)

掌中橋のあたりに人影はない。付近の木陰で腹ごしらえ。
休憩して写真を撮る。
■上流から撮影
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 石のアーチの上にレンガを積み上げ水路を乗せている
■大正三年九月架之(かし)
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 平木橋は1915(大正4)年。平木橋に似ているというか、こっちが先輩ということか。
■掌中橋(てなかばし)
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■石造アーチ
幅は128cm 
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■施工者  
 請負者 井澤林蔵   石工 星野栄次郎
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平木橋の調査報告「淡山疏水における石造拱橋の保存と活用ー平木橋」(村瀬・神吉・岸本)で平木橋の施工者として下表を挙げている。平木橋とは違う人達により建設された。
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■水路部
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幅60cm、深さ60cm

橋の下の川は流れもなくちょっと入るのに躊躇
橋の水路部もほとんど生きていない。パイプが通されそこに水を流しているのか。とにかく水量はない。
 
 原型保存とは言うが肝心の田畑も都市化で宅地化され、当時に比べて「水需要」「水路橋需要」が低下している。そのため、これも「さわれる展示品」という感じがした。

そうした全体的な潮流のなかで、この橋を保存する地域団体の方たちの努力で「廃墟」になっていない。
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2016年08月15日

掌中橋(1)

 平木橋が移転保存されて展示物になっているのに対して、「掌中橋」は現地保存されていると聞いた。
掌中橋へはJR東加古川駅まで行きレンタサイクルで走った。
JR土山駅からバスという手もあるが「ため池」風景を感じたかったから。

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地図を見ても沢山のため池が点在している。
まず、「広谷池」に到着。掌中橋は近い。

■広谷池のガイド看板

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ため池というのは雨を貯めているもの思っていたが、川から用水路を開きため池に貯水するというもののようだ。
看板下部にはこれから行く掌中橋建設時の写真が掲示されている

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看板の近くにある顕彰碑

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ため池を増築するため小学校を移転し、川から用水路を開きため池を拡充。それにより作高が増加したとのこと。その経緯、いわれとその指導者を顕彰したもの。

広谷池から5分ほどで目的地につくはず。地図を片手に走る。何か目安はないか?ない。
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たんぼと道と・・・

突然の看板
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裏に説明文
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茨木から京都、滋賀へと多くのねじりまんぼがあるけれど説明文を設けてあるのは高槻市内にあるねじりまんぼくらいだ。現状保存の一つとして対外的アピール、広報も大事だと思う。

雰囲気造りの池
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その前にたかだか5mほどの長さの小橋
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これが目的の「掌中橋」だ。
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2016年08月14日

平木橋 追記

 盆休みで家にいることが多い。
なにせ暑い。平木橋に関する報文が二つあった。
一つは、平木橋を移転する議論が起きた直後に、現況保存の立場から平木橋の状況を調査したもの。(「淡山疏水における石造拱橋の保存と活用----平木橋」(村瀬佐太美・神吉和夫・岸本一幸)

 その中でアーチの石材の寸法を測っていた。自分としては石造アーチは幅90cmと思っていたが、71cmであることが分かった。(今では立入禁止なので部外者は実測できない)

 次に当時の設計図が載っていた。

キャプチャ平木橋設計図.JPG

詳細はわからないが右下の円弧図はアーチの曲線図であろう。
図から何やら半径を意味するような直線が弧につなげてある。
やはり、欠円アーチなのだろう。
 実は、放物線かもしれないとも思い、放物線であった場合の方程式も求めていた。

二つ目の報文は移設保存を実施した方からの論及である。
「近代土木遺産「平木橋」の移設保存への取り組み」(八木正樹)
こちらには以前、現地表示板の数字がおかしいと指摘したが、その元帳のような図画が載っていた。
ここでは、正しいと思われるスパンが表示されていた。

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注目したのは、
@アーチ半径が36.25フィート(11.05m)
 としていたこと。
先のアーチの曲線式で半径r=11.044mと算定していた。大過なかった。

A解体する過程で結構モルタルを使用していたことが報告されている。
細い壁面をレンガで立て上げることに構造的脆弱性を危惧したことを書いたが、モルタルを中詰めするなど明治の構築物とは若干異なることがわかった。

 片や現況保存、片や移設保存の論調であるが、何百とある近代化遺産も時代とともに撤去を余儀なくされることもあるだろうし、上手に保存できる場合もあるだろう。
どちらが、どうとも言えないが、同じ時期に同じような灌漑用水路の水路橋「掌中橋(てなかばし)」は現地保存したアーチ橋である。これを後日訪問した。

posted by たけちゃん at 14:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2016年08月07日

平木橋 模型

暑いので外出はとりやめ。家で平木橋の模型を作る。

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 平木橋の「優美さ」はライズ比1/5という平べったい曲線美もあるが、「薄さ」もあるように思える。
アーチの上にすぐ水路が通る。水路を積載するという表現をあえて使えば積載物までの距離が短い。

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 写真は和歌山県の小田井用水の木続川渡井
ずんぐりむっくりと言う感じ。
アーチの天頂部から上部まで長い。

同時に、平木橋は奥行方向も狭い。
平木橋はアーチが石でできている。
アーチ天頂部よりすぐに水路の底面になる石(地覆石)となり水路を形成する。
石のアーチ。いわば弧状の石の上にレンガを積み立てて行く。そのアーチの幅(奥行)たるや1.2mしかない。
高さは高いところで3mにもなろうかというレンガ造りの壁を作る。これで大丈夫なのかと思う。
そういう、薄っぺらさが「優美さ」を印象付けている。

それから、レンガの茶色と石の白さの対比もあか抜けた感じがするものである。

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2016年08月03日

平木橋のアーチ 円の方程式

 平木橋はスパン、ライズなど現地の説明板で知ることができる。
それをもとにこのアーチの曲線式を求めてみる。
前提は「欠円アーチ」であるということだ。
キャプチャeq1.JPG

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この曲線は橋の半分だけを表している

ライズ比が1/5であるからと言ってこの曲線を「優美」と言う人はいまい。
平木橋の優美さはこのライズ比1/5も要因の一つであろうが別の要素があるに違いない、つくづく感じた次第である
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2016年08月02日

初孫誕生

1日深夜に東京に住む長男からベビー誕生の写メ。姫だ。
朝起きて知る。写メの効力をいまさらながら認識。
今日、新じぃじと新バァバは上京。対面。嫁側の新ジィジと新バァバもこられた。
じぃじ、バァバに嫁ごも時間忘れて赤子を取り巻く
 
大阪の新じぃじは仕事の都合もあり帰阪
新幹線が名古屋付近のゲリラ豪雨のため70分三島で停車。
アクシデントはつきもの。へばってられない。そう前向きに思うことにして・・・寝よっ
posted by たけちゃん at 23:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする