2017年05月13日

フランス積

関西本線はフランス積が主流だ。
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各段で短い→長い→短い→・・・

島ケ原東橋梁
面壁
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石積み工はフランス積

抗内はかなり暗い
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フラッシュをたいて撮影
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側壁に凹型のくぼみが施されている。
角材をここに入れて固定。その上に床板を乗せて、歩けるようにする。
山陽本線広畑川橋梁では凸型の石材が組み込まれていた。

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側壁の石積み工もフランス積だ。

ちなみに以前、探訪した板屋橋梁は鉄橋にレンガ、石積み工の橋脚、橋台だが、ここにもフランス積が見られる。

板屋橋梁
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2017年05月07日

山崎へポダリング

5日は芥川にかかった鯉のぼりを見にくことが恒例になった。

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チャリで30分ほど。そのまま西国街道を高槻、島本へと行く。
途中、いくつかのレンガアーチを見る。
ねじりまんぼのの奥田端橋梁だ。

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すぐ脇を東海道本線をひとまたぎする新しい道路橋が完成している。

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 この道路橋の工事のため立入できなかったレンガ製暗渠をついでに見る。

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レンガ3枚巻。面壁は石積み。それも乱積み。
前回の第234号橋梁がレンガ2巻だが、この山崎近辺のレンガアーチは3枚巻が結構多い。
島本町に入りうどん屋「かぎ卯」でざるうどんを食べる。谷崎潤一郎の小説にも出たという店だが高校の同級もよくいくようだ、

 この店の裏にサントリーに抜けるレンガアーチがある。
サントリーとレンガアーチの対比ができるこの構図が面白いと思っている。

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ここもレンガ3枚巻の乱積みの面壁とウイングだ。
明治初期の建設という特徴を出したアーチ橋なのだろう。


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2017年05月06日

第234号橋梁 関西本線 島ケ原駅〜伊賀上野駅

 第234号橋梁という名称は私がよく見るサイト「宮様の石橋」によっている。現地には表示はない。
関西本線島ケ原駅から伊賀上野駅方向に自転車を走らせ「島ケ原温泉やぶっちゃ」のそばにある。

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山野の中を単線の線路だけで通っている。この線路を第234号橋梁や島ケ原東橋梁がくぐっている。
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■第234号橋梁 南面壁
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■北側面壁
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後付けされたコンクリート製通路と元々の水路が見える
■天井と側壁
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面壁は石積み工となっているが種々、興味深いことがある。

■要石(くさび石、keystone)
レンガは2枚巻
レンガアーチの頂部はアーチを押し分けるように要石がはめ込んである。
この石は面壁だけにあり、奥行き方向はレンガで積まれている。力学的な意味合いもあるが、装飾ともいえよう。
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■楯状石積み工(輪石)
トンネルではよく見る楯状石積み工だ。それが輪石となっている。
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菊の花が咲いたように見える。

■計測
幅員は3.66m 長さ33m。非常に長い。

この幅と長さの大きなアーチをレンガ2枚巻は少なすぎる。今まで見たアーチは小さいものでも3枚巻だ。
アーチの上に載っている土も厚い。2枚と言うのは強度的に小さすぎる。

レンガだけでなく石積アーチが坑道内にあり、レンガ2巻+石積みの複合アーチではないだろうか?

ちなみに隣接する島ケ原東橋梁は幅員1.83mでありながら4枚巻である。
また、面壁は長方形の切石積で、第234号橋梁が特別な設計であったことが分かる。

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連休でもあり、このアーチ橋の建設方法を想像。

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足場を建て、半円架台セントルを構築する。奥行方向は約33m+α
架台横にはアーチ橋の側壁が切石とレンガで積んである。
セントルの上にレンガを並べモルタル目地でアーチを作っていく。

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面壁は楯状輪石でアーチを構成する。
ただし、面壁より奥はほぼ長方形の切石で組まれていく。

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アーチができればセントル、足場を撤去し、面壁を仕上げたのち、ウイングを組む。
最後は、所定の高さまでアーチの上に土を載せていき、線路を完成させる。

連休ならではの長文となった。
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2017年05月03日

伊賀から自転車で

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2日、朝から自転車を担いで電車を乗り継ぎ関西本線の島ケ原駅へ。着いたら11時。
この近辺のレンガアーチなどを探訪。
首尾よく、何か所か見られた。

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月ヶ瀬駅前にできた道の駅が昨日テレビにも紹介されていたので、行ってみた。
地元でとれる山菜やお茶を販売していた。

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お茶のソフトクリームは味音痴の自分にもわかるほど濃厚だ。
1時間に1本の電車を待つよりもそのまま木津駅まで走ろう。
大河原駅を過ぎ。恋路橋を上から臨み、木津川橋梁のトラスに惹かれ立ち寄ると、デカい橋脚!

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木津に着くとサイクリングロードがあったのでこれで行こうかとチャリを漕ぐ。
三川分岐点まで24km(山崎あたりだ)

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「流れ橋」を見るころには疲れて下まで見に行くこともしない。

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三川分岐点から淀川沿いのサイクリングコースで枚方大橋まで行く
途中、やっとのことで見つけた自販機は関西医大に面した箇所だ。そこに残念石の説明板があった。

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枚方大橋を渡り、高槻、茨木へと帰る。
月ヶ瀬が1時半。帰宅したのが7時半。6時間。
帰り道75km。

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2017年05月01日

柘植駅〜伊賀上野 関西本線輪行

 4月30日 鉄道遺産探訪の空白箇所を埋めようと思い関西本線柘植駅まで自転車を担いで探訪に出た。
電車の連絡がこの上なく悪い。柘植に来るのに東京に行くほど時間がかかる。8時半に家を出て柘植駅に着いたのが12時だ。時間の流れがゆったりしている。
 柘植駅前で自転車を組み立て関西本線の伊賀上野方面を目指す。
途中、「横光利一 文学碑」という案内もあったので立ち寄る。

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 木漏れ日の中に優美な書体で何やら刻まれているが読めない。
後で調べると、利一が子供の頃、母の実家のこの地に棲んでいたので記念碑が建立されているそうだ。

 線路沿いに走る。田植え時期だ。

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黄色い花が見える。

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確かに「七の花」の幟。菜の花ですか。

本業回帰
■河合川橋梁
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足元に境界杭
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あっそうか!
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マンホールの「あやま」はこれか。

■ガータ橋のレンガ積橋台
レンガアーチは少ない。ほとんどがレンガ積橋台を持つガーター橋だ。

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橋台隅角部が工夫されている。初めての仕口だ。

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■レンガアーチ
伊賀上野駅を過ぎた。
以前も来たが、そのときも降りなかった。
今回も疲れたのでやめた。

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伊賀上野駅に戻り柘植、草津、京都、高槻と各駅停車の旅で7時帰宅
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2017年04月23日

1泊2日の輪行(宮津駅から敦賀駅)

金曜日、休みをとる。
丹後の宮津から敦賀までの輪行によるレンガ遺産探訪である。
レンガ遺産探訪は今までは日帰りであった。折りたたみの自転車の輪行と宿泊で一気に探訪範囲を広げることができるようになった。今回は4回目の輪行。初めてのお泊り探訪である。
 途中、小浜で宿泊。

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 家から自転車で駅まで行き、自転車を折り畳み、普通電車に乗り込む。京都駅7時32分特急「きのさき1号」で福知山まで。そこで丹後鉄道で宮津へ。普通電車で約1時間。電車は古めかしいが車内は広くて快適。

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 宮津駅からポダリング・スタート。時速10kmの行程で計画した。
宮津から敦賀までの鉄道遺産は期待できない。小浜線というのは比較的あたらしいのだろうか?
また、海岸線に沿った線路であるため土盛りして線路を作るわけでなくフラットな平面を走るため、レンガアーチなど高架交差も少ない。
そんな中で由良川を超える橋梁は押さえておきたいと思っていた。
思いやプランニング通りにいかないのも旅の面白さ。
由良川橋梁に出る前に突然出現した「総山谷橋梁」の石積み橋台には驚かされた。
あるやん!

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由良川大橋を撮影する。
河口側に始終風が吹くのか、今が満開の桜の枝ぶりも河口向きだ。
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 途中、目の保養だけでなく、舌の保養。海鮮丼で腹ごしらえ。

 鉄道線路に沿いながら時に日本海の海岸に面して舞鶴へ。
以前見た「海舞鶴線」の終点モニュメントなだろうか。

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海上保安庁の船などが停泊している。
海上自衛隊の修理所、赤レンガパークのレンガ製の建物を見る

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今回の目玉のひとつである「北吸トンネル」にも行く。

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あとは小浜駅を向けて走る。
トンネルは嫌だ。
坂道は嫌だと町内通路側にハンドルを切ると、思わず、福井県文化遺産。「白鳥会館」
偶然が招いた幸運だ。

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 海に面したホテルで一泊。
風呂でゆっくり体を癒して早々に就寝。
朝は6時前に目覚める。7時の朝ごはんが待ち遠しい。海鳴りがする。少し寒い。暖房を入れる。
7時半に勇んで敦賀へ。約50kmの行程だ。
 
田園風景と青い海。

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耳川橋梁の石積み橋脚は予想外だけにうれしかった。

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 途中、お土産をあれこれ買った。リュックはパンパン。
敦賀から新快速で高槻まで乗り換えなし。京都までは乗客も少ない。
自転車にリュック。高槻でなんとかうまく降りれた。余り混むようだと、大荷物では無理だ。
普通電車に乗り換え、1駅。なんとか帰宅。
無事帰還。疲れたけれども今しかできない、60を超えたオッサンの思いだ。
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2017年04月18日

Googleマイマップを消してしまった

レンガ構造物を見て回り撮影した場所をGoogleのマイマップというソフトでマーキングしていた。
場所の表示だけでなく写真と説明も書き込める。
順調に東海道線を東進したら、次は草津線を南下。そしたら関西本線に行こう。
そういう意欲をかきたててくれた。

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 スマホでも見れるので、電車の中で操作していたら狭い画面に太い指が合わず、さわったものかスワイプしたものか気づいたら「完全に消去しました。復元できません」だって。
 
 復元援助を要請する書き込みをすればGoogle担当者がメールで教えてくれるという記事もあった。
早速試しに要請文を公表したが、つくづく馬鹿な奴だと思い翌日その要請文を消去。
まさに自己責任なのだ。

 週末から一からやり直している。
200件はいれたが、まだかかかりそう。
posted by たけちゃん at 05:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2017年04月16日

(仮)栃原橋梁 昭和のねじりまんぼ

 明治から昭和にかけての日本地図をスタンフォード大学がWEB公開している。
地図は帝国陸地測量部が測図している。
学生時代の知己と3人連れで昨年、三重県多気郡にあるねじりまんぼ「(仮)栃原橋梁」を見に行った。

 建設時期が不明で、なにかもやもやしたものがあった。明治のものか、それ以降のものか?
今回、その地図をダウンロードして今のものと比較照合してみた。地図は昭和5年修正測図とある。

その地図をみると当時橋などない。
いや、川すらない。

(仮)栃原橋梁は昭和のねじりまんぼのようだ

昭和5年以降に川も道も付け替えられたようだ。
今では付け替えられた空き地には木材工場が立っている。
このことを以前グーグル・スライドにまとめていた(仮)栃原橋梁に追記した。
(↑(仮)栃原橋梁をクリックしてグーグル・スライド)
posted by たけちゃん at 07:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2017年04月09日

海舞鶴線とスタンフォード大学のWeb日本地図

 西舞鶴駅から線路沿いにカラー舗装された歩道に出た。
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大理石の塊に「海舞鶴線」と刻まれ何やら由来が書かれている。
この西舞鶴駅から海に向けて線路があった。舞鶴はかっては軍港がありそこに連絡する支線が海舞鶴線だ。戦後のモータリゼーションのなかでその線路は廃線となり空き地となった。そこで遊歩道として再活用しているとの趣旨だ。

確かにこの標石から少し行ったところにレンガ橋台がモニュメントとして残されてる。

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そこで海舞鶴線のルートはどのようなものか調べてみた。

ネットで古い地図を探すとスタンフォード大学が明治から昭和にかけての日本地図をWEBで公表していることがわかった。早速、舞鶴地区をダウンロード。(5万分の1地形図 舞鶴)
軽快にダウンロードでき非常に鮮明だ。
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 海に面した駅がこの線路名の由来となる「海舞鶴駅」。現在の西舞鶴駅は「舞鶴駅」。(図中の橙色の丸印は便宜的に挿入した)
現在の地図にこの線路を記入した(赤線)。屈曲点がさきのレンガ橋台あたりのようだ。

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スタンフォード大学のサイトからダウンロードした地図
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右肩には「軍事極秘」と記されている。

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左肩に測量年月が書かれている。

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「明治二十六年測図大正十年測図修正昭和二年鉄道補入昭和三年十月二十五日発行」とある。
鉄道補入ともあるから昭和二年の地図ということだろう。

しかし、この地図には驚いた。
古い地図を見るのに「今昔マップ」をよく使うが、今昔マップに載っていない部分がカバーされているのでこれは重宝しそうだ。

※Stanford Digital Repository URL http://stanford.maps.arcgis.com/apps/SimpleViewer/index.html?appid=733446cc5a314ddf85c59ecc10321b41
posted by たけちゃん at 09:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2017年04月04日

綾部市上杉の兄弟まんぼ

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■上杉暗渠(上杉南橋梁)上杉町30
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測距器で計測した。幅2.45m  8フィート(=2.44m)で設計したのだろう。
レンガを4巻きしたアーチで暗渠の長さは12.58m。側壁の高さは1.435m

■上杉架道橋
道路をまたぐ立派なレンガアーチだ。
「於与岐口」(およぎくち)バス停が目印だ。

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入口2.35mで全周にわたるクラックがある。結構大きな傷だ。

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このアーチ橋の幅員も2.45m。壁面の高さは1.38m。前の暗渠より5cmほど低いだけだ。
長さは12.18m。こちらは40cm短いだけだ。やはりレンガを4巻き。

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片や、暗渠で水路があり、片や人や車が通るアーチではあるがほぼほぼ同じ大きさのレンガアーチだ。
兄弟まんぼと言えよう。
posted by たけちゃん at 20:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする